コトラボ,はじめました.
はじめまして,NPOコトラボです.
「コトラボ」というプロジェクトをスタートさせました.
「コドモとオトナのラボラトリー」略してコトラボ.
これは2018年,仙台市にある「向山こども園」で毎年行われる「あかねフェスティバル」というイベントにチームで「科学アソビ」のブースを出展した時につけた名前です.
その名前が気に入っていたのと,個人的に残したい名前だったこともあって,今回新しく設立するNPOのネーミングにそのまま使いました.
「地域」という言葉はまるで流行語のように毎日医療福祉教育内外で使われています.
介護保険では中学校区を「地域」としていますが,そこに住む人たちからすると「もっと濃い暗黙の地域」があるはずです.それがいわゆる「その人の地元/まち」というものだと思います.住んでいなくても,働いていなくても,なんなら縁もゆかりもなくても,地域は誰かの地域です.
派手なイベントをやるのもひとつかもしれません.が,それは一過性で終わります.
地域には常に息づいた生活があります.
生活を共有するということは日曜日にバーベキューをすることではありません.
地域にその時々で必要なスパイスを必要な量だけ投入すること,そこに住む人たち,そこを受け継ぐ人たちが元気でいること,「それだけ」を生み出すことがコトラボが出来た理由です.
楽しむこと
笑っていられること
刺激的であること
安心感があること
必要な変化があること
頑張りすぎないこと
コトラボは介護予防の活動も行いますが,介護が必要になることをマイナスに捉えてはいません.むしろ「介護が必要になったことで自分の生活を,この地域での生活を諦める」ことを予防する「備え」も重視しています.
そんな「備え」をみなさんと一緒に作っていきたいです.
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